以前「手乗りメダカ」をご紹介しました。メダカってこんなに懐くんだーと思われた方もいると思いますが、同記事でご紹介した通り、突然臆病になって逃げまわることもあります。極端な場合だと、さっきまで寄ってきていたのに何かのはずみで急にそっぽを向かれるのです。
写真で見てもまったく分かりませんので、動画でご紹介します。物陰でジッとしている子達もいれば、群れになってチョコマカ逃げている子達、そして逃げ遅れた子(笑)がいるのが分かると思います。
もう一本動画をご紹介。上の動画の1年後に撮影したものです。常時こんな状態なのではなく、普通に懐いているときの方が多いのですが、いろんなキッカケでビビりモードになることがあります。
さり気なく鉢の側面にラムズホーンとミナミヌマエビのちびっこ達がわらわらいますが、メダカほど神経質ではないんですよねー。
臆病になる原因は?
基本的に憶病なので、突然の振動や、水面上での素早い動きに反応します。特に太陽が出ているときに鉢の近くで作業しており、影が横切る形になると本能的に逃げます。鳥などの外的と思うんですね。あとは水替えの直後です。やり方にもよりますが、メダカを追いかけまわしてアミで掬うと最悪ですね。私がやっているのは、透明な容器でそっとメダカの周りの水ごと掬う方法です。そのままできるだけ環境が近い所に移します。環境が激変するとストレスになるので。
個体差がありますし、どれだけ人の姿に慣れ親しんでいるかによりますが、気を付ければ防げます。
一番困るのは、昨日までは懐いていたのに翌朝には臆病になっているようなケースです。この場合、考えられる原因には以下のようなものがあります(ベランダ限定)。
- 水を飲みに来た野鳥
- メダカを狙いにきた野鳥
- 強い風による水面葉の揺れなど
- 仲間内でのいざこざ
- 水質悪化
昨日まで寄ってきたのに、突然そっぽ向かれるのは辛いですよね。でも普通に世話をしてあげればすぐにまた懐くようになります。特にお腹を空かせる初夏や盛夏は食欲が勝るので寄ってきます。食欲が落ちる、気温の低い時期だと少し時間がかかるかもしれません。
ちなみに↓の記事で紹介している子と、一つ上の動画の子はまったく同じ個体です。