基本的にこのブログでご紹介している植物はすべて初心者向けのものばかりなのですが、その中でもバジルは特別簡単な気がします。
そして、何故か頂くことが多いバジルの種。ご近所の方からいただいたり、近所にある神戸市立 花と緑のまち推進センターで応募したら種を頂けたり。栽培が毎年の恒例となっているのでありがたいことです。
種から育てましょう
苗を買ってきてもいいのですが、ことバジルに関しては種からでも良いと思います。発芽率も高いし、すぐ育ちますので。
土に蒔く前に水に浸けておくといいのですが、水分を含むと種の周りに白いフワフワしたものが形成されます。ちょっとタピオカみたい。バジルの別名は「目ぼうき」と言うのですが、この状態の種を目の中に入れてゴミを掃除したとか。…ちょっと試す勇気は無いですね。
タピオカ…じゃなかったバジルは1週間程度で発芽します。卵の空きパックに種まき用土を使っていますが、ぶっちゃけあまり土は選ばないような気もしますね。
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あれよあれよという間に、バジルらしくなります。このまま放置してもいいのですが、20cmぐらいになったら、先端の芽を摘むと良いです。摘芯(ピンチ)といいますが、それで脇芽が増えるので、収穫できる葉っぱが増えるという算段。全体のバランスも見ながら必要に応じてピンチしていきましょう。
バジルは水切れしやすいので頻繁に水やりをしましょう。夏場は朝夕2回はマストです。そして週一ぐらいで液肥を与えてあげるといいです。結構肥料食いなんですよね。
ハンギング一つで食べきれないほど
上の写真から約1か月後の8月初頭の状態です。当時は料理に使う術をあまり知らず収穫を怠ったため、花が咲いてしまいました。薹立ち(とうだち)と言って、この状態になると栄養が種子に回されるので葉の収穫には向かなくなります。とはいえ、多少風味が落ちても食べられますけどね。
ダイソーに売っている30cm径の小型のハンギングプランターを使っており、あまり間引かなかったので5本ぐらいバジルが植わってます。こんなテキトーな環境でこの恩恵。まさにバジル様。また春になればお世話になります!